自動車ニュース
丸山委員長を重任 兵バス協乗合委員会 (2/2)
役員改選は、中澤秀明専務が司会進行して審議、委員長の改選は丸山委員長の留任が万場一致で決定した。

 丸山委員長は「引き続きお受けすることとなり精一杯尽したい。さて皆さんには東日本大震災によるバス運行支援に対しお礼を申し上げます。業界は燃料、タイヤ等の値上げをとりざたされ、厳しい経営が続く。本来なら今国会で成立の交通基本法も震災復興や政治の混迷で無理となった。しかしツアーバスの動向など目の離せない課題も多く、一気に行動に移ることも予想され、お互いに情報を共有して、乗り遅れない様に取り組みたい」と挨拶した。

  今年の「バスまつり(第11回)」は、9月25日午前10時から兵庫県尼崎市の園田競馬場でバス会社26局・社が参加して開催する。また「バスの日」の9月20日は神姫バスが本社バスターミナル、各営業所で社長以下幹部が利用客にPRグッズを配布する。また全但バスは、公共交通利用促進PRでグッズを配布、豊岡市の「e通勤プロジェクト」と共催してPR活動も展開する。阪急バスは、兵バス協の作成グッズを川西バスターミナル、JR芦屋乗り場等で配布してバス利用を訴える。

  平成23年度の兵バス協の運輸事業助成金は収入3千794万4千円、主な支出は停留所上屋等整備費1千100万円、交通安全対策費881万円、中央事業出捐758万8千円、バス利用促進対策費263万1千円などとなっている。