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「運賃と安全運行関係ない」 近畿運輸局定例会見 (2/2)
 西川孝秀旅客2課長は「適正化活性化は行政がすることでなく、事業者の役割を明記している。事業者が行う役割であり、事業者だけで進まない部分は行政が積極的に協力していく。」と拘員を述べた。

 澤井部長は大阪のカイゼン作戦について「一水会の取り組みを見守り期待している。近々一度(カイゼン作戦)する。」と。9月末で期限の切れるタクシー特措法について「本省の作業が遅れている。どの方向になるか我々も待っている」とした後、私見として「大阪は18%減車した。その成果を無に出来ない」と指定延長を示唆した。ワンコイン2社の加重罰取消訴訟の控訴審については「中味は控えるが勝つつもりだ」と述べた。

 竹内部長は23年度の監査と未処分件数を次のとおり報告した。大阪64件、京都29件、兵庫59県、奈良18件、滋賀15件、未処分件数は56件。違反事故1.点呼記録不備2.労働時間等告示違反3.健康診断の不実施の順。

 また「4・13通達」の対面調査は「大阪市域で残り4社。他と京都は終了した。和歌山は残り2社。兵庫、滋賀、奈良は夏頃に終えたい。」と西川旅客2課長が報告。