自動車ニュース
オートリブを体験してきました! (3/3)
携帯電話は不要!
本のカーシェアでは必須の携帯電話。何かあった時にコールセンターと連絡
を取るのに必要となる。でも、オートリブでは携帯電話はいらない。車内と
ステーションでは、オペレーターとの電話による通信がいつでも可能だからだ。
バッテリーがなくなったことの連絡や、駐車したいステーションの予約など。
カーナビ下のブルーボタンを押せば連絡がとれる。

カーナビなども充実していて使いやすい。
全ブルーカーにカーナビがついている。
GPS での道案内があるので、道に迷ったときや目的地を探すのに便利。
一番近くのステーションを検索する機能もある。
また、5 局のラジオがチューニングしてある。

Bluecarを返したくなったら
日本のカーシェアリングとは異なり、借りた場所に返却する必要がないので便利。
先に返却場所を確定させて、返却予約をとるのもO K。急に心変わりしたら、メトロやヴェリブに乗り換えるため、近場のステーションに返却してしまえば良い。「もし、返却したい場所がいっぱいだったらどうするのか?」心配になる。
しかし、心配ご無用。ブルーボタンを押せば、オペレーターが近くの空いている
ステーションを案内してくれる。ステーションは100〜500 m 間隔で設置されているため、簡単に返却が可能。

使用してみての感想
ブルーカー利用は簡単だと感じた。携帯電話を使用せずにセンターと連絡がとれるので便利。
ただ、交通事情が悪いので、ブルーカーの事故が多発しかねないように思えた。
ブルーカーはEVだが、一般の自動車と変わらない走りで、市内を走るだけなら、何も問題ない。オートリブはアナログな部分が多く、働くアンバサダー(スタッフ)の数が驚くほど多い。
人界戦術で運営していることが分かる。本当に採算がとれるようになるのか?心配になるほどだ。

オートマ風のE V に戸惑い?
パリを走る車のほとんどはマニュアル(MT)車だ。ブルーカーはオートマ風なので、使い方がはじめ分からないのだという。
せっかくカーナビを利用して乗車時に、使用方法を映像で紹介しているのに、利用者はスキップするので「使い方が分からない」といった問い合わせに手をこまねいているのだという。
近々、HP上で使い方について紹介ページを設けるのだという。