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JAF睡眠時無呼吸症候群自宅でできる簡易検査サービスを開始! (1/2)
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗七生)とSASサポートセンター(一般財団法人 運輸・交通SAS対策支援センター 理事長 高橋榮一)は、睡眠時無呼吸症候群(以下「SAS」※下注参照)の簡易検査が自宅でできるサービスを開始した。

SASの潜在的な患者は国内で200万人以上といわれ、発症に疑いを持ちつつも入院して検査するのが面倒でそのまま放置している方も多いのが現状である。症状には、日中激しい眠気におそわれる場合があり、運転中に重大な交通事故を引き起こしてしまう可能性がある。

JAFでは、SASサポートセンターの協力を得て、従来、事業所を対象として実施されていた「SASスクリーニング検査」を、JAF会員が個人で申込み、自宅で簡単に検査できるサービスの提供を可能にした。

※注:睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)とは?

医学的には呼吸が10秒以上停止する無呼吸の状態が一晩の睡眠中に30回以上生じるか、1時間あたり5回以上生じ、かつ自覚症状(苦しくなって起きる)を伴うものをいいます。
症状には、「睡眠中、呼吸が止まる、大きないびきをかく」、「日中激しい眠気におそわれる」などがあり、肥満体形の方に多いといわれています。(顎が小さいなど顔面の骨格による場合もあります。)
高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすリスクが高くなるため、早期発見、早期治療が重要です。