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インド物流企業に資本参加  SGホールディングス
 SGホールディングスは7月24日、インドの国際物流企業「Sindhu Cargo Services」(Sindhu社)の株式を26%取得し、資本参加したと発表した。シンガポールに中間持ち株会社を設立したことも公表。将来的にはSGHDグループの海外事業統括会社への移行も視野に、機能強化を図ってく。
 Sindhu社は、インドのバンガロール、チェンナイ、ツチコリンといった主要空港および港湾を中核拠点に、南インドにおける通関事業者・フォワーダーとして事業基盤を確立。インド全域で22拠点を展開し、積極的な事業拡大を進めている。また、通関・フォワーディング事業の顧客基盤と競争力を生かし、各拠点周辺における配送事業や倉庫事業への業容多角化も図っている。
 SGHDではSindhu社への資本参加をインド市場進出の足掛かりとするとともに、強力な現地パートナーとして国際物流ネットワークの拡大強化を目指す。一方で、SGHDグループが持つデリバリー事業や倉庫事業、3PL事業のノウハウを提供することで、インド国内の物流市場での事業拡大も推進していく。