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貨物輸送評価制度、7社が3星評価   東京都
 東京都は8月27日、「貨物輸送評価制度」で初の評価事業者を決定したと発表した。試行段階として実施した今年度は申請事業者126社に対し、評価事業者は115社で、そのうち7社が3星評価を受けた。2星評価は43社、3星評価が65社。
 同制度は、自動車からのCO2削減を推進する新たな取り組みとして、貨物自動車運送事業者(緑ナンバー事業者)によるエコドライブなどの日常的な活動を実走行燃費で定量的に評価する制度。営業地を問わず、都内に貨物を運送する事業者を対象に、運行させる全車両の1年間分の燃費記録を基に都が3段階で評価する。CO2削減のほか、評価事業者を分かりやすく公表して荷主や消費者に選択を促す。
 評価ロゴデザインは、車両の外面に貼付するステッカーや名刺、ポスターなどに使用できる。なお、同制度は来年度から本格的に実施される。

3星評価を受けたのは次の各事業者。
三急運輸(東京都足立区)▽日本レコードセンター(神奈川県厚木市)▽茨城流通サービス(茨城県古河市)▽西町運送(東京都北区)▽大出運輸(東京都足立区)▽柳沢運輸(東京都小金井市)武井物流(東京都台東区)

貨物輸送評価制度URL:
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/vehicle/sgw/nenpi-hyoka.html