自動車ニュース
6月貨物輸送量、特積み1・4%減  国交省

 国土交通省が9月5日に発表した6月のトラック輸送情報によると、調査対象26社の特別積合せ貨物の輸送量は前年同月比1・4%減の543万3161トンだった。
 平均稼働日数は24・9日で、前年同月比で0・3日減少。稼働1日当たりの輸送量は、0・2%減の21万8199トンとなった。
 品目別と地域別の輸送状況では、前年の同じ月と比べ、「食料工業品」「その他(宅配便)」が「増加した」と答えた事業者がみられた一方、「その他(百貨店配送品)」が「減少した」という回答もあった。「機械」については、「増加した」と「減少した」と答えた事業者は同程度で、品目としては「機械部品」の増加、地域では「大阪」における減少を報告する事業者が目立った。
 宅配便は、調査対象17社の取り扱い個数が2億8939万3000個と、5・3%増えた。
 一般貨物トラック事業者(調査対象1068事業者に対して801社が回答)の輸送量は、1・6%増加。地方運輸局別でみると、東北、北陸信越、中部、中国で実績を上回ったのに対し、北海道、関東、近畿、四国、九州、沖縄で前年を下回った。