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楽天、兵庫県川西市に新たに物流拠点を開設
 楽天株式会社は、物流サービスの強化を目的として、2013年秋を目処に、兵庫県川西市に新たな物流拠点を開設する。

 新物流拠点は、延べ床面積約2.3万坪(約7.8万平米)で、関西圏を中心とした西日本地域を広くカバーする国内物流の戦略的拠点として運営する。

 楽天は、2010年に千葉県市川市に初の物流拠点を開設し、「楽天ブックス」の商品に加え、「楽天市場」に出店する複数店舗からユーザーが一括して商品を購入しまとめて受け取ることができるサービス「楽天24」の商品を取り扱っている。

 また今夏から、楽天の子会社である楽天物流株式会社が、商品在庫の入出荷、保管、梱包、配送、カスタマーサービス、各種VAS(バリューアデッドサービス)などの総合フルフィルメントサービス「楽天スーパーロジスティクス」を、楽天市場に出店する店舗に対し、市川のセンターを拠点として提供している。

 来年、新たな物流拠点が開業することで、「楽天スーパーロジスティクス」の処理能力を高めると同時に、西日本地域への配送リードタイムの短縮を図る。

 今後も、楽天市場の出店店舗に対する物流サービスを拡充することで、翌日配送サービス「あす楽」の対象商品を充実させるなど、配送面でもユーザーにとってより便利なショッピングモールの提供に努める。



新物流拠点 計画概要

【所在地】   兵庫県川西市

【敷地面積】  約37,787 平方メートル (約11,430坪)

【計画延床面積】約77,576平方メートル (約23,466坪)

【着工予定】 2012年11月

【竣工予定】 2013年11月末

【開発予定地】
大阪市中心部より15km圏内の兵庫県川西市に開発される計画で、中国自動車道 池田インターチェンジより約4km、名神高速道路尼崎インターチェンジより約8.5km、国道176号線より約500m、さらに大阪国際空港(伊丹)にも約5.5キロメートルと近接しており、大阪市中心部はもちろん、神戸や京都など、広域関西圏をカバーする物流拠点として非常に利便性の高い立地。

【施設計画概要】
計画延床面積約77,576平方メートルの施設の開発を想定しており、建物上部に大型車両が乗り入れ可能なスロープを備える。