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国交省の直轄駐車場14か所を管理運営  タイムズ24
 タイムズ24(東京都千代田区)は9月28日、子会社のタイムズファイナンスイニシアティブ(TFI)が国土交通省の直轄駐車場を管理運営する民間事業者として、全国14か所の管理運営を10月1日から開始すると発表した。
 民間企業のノウハウ活用、利用者に対するサービス向上、管理運営コスト縮減などを図るため、国交省が直轄駐車場の管理運営を行う民間事業者を募集。ことし3月にタイムズ24が優先交渉権者として選定を受け、6月に特定目的会社TFIを設立し、国交省との間で協定を締結している。
 TFIの管理運営期間は10月1日から2025年9月30日までの13年間。各駐車場に順次、独自のオンラインネットワークシステム「TONIC」を導入することで、満車・空車情報の配信やクレジットカードでの決済、会員制ポイントプログラム「タイムズクラブ」などのサービスを利用できるようにし、利用者の利便性向上を目指す。
直轄駐車場14か所(駐車台数)は次の通り。
 北一条地下駐車場(北海道札幌市、163台)▽長島地下駐車場(青森県青森市、100台)▽平和通り地下駐車場(福島県福島市、154台)▽泉町町駐車場(茨城県水戸市、200台)▽赤坂公共駐車場(東京都港区、66台)▽八日町地下駐車場(東京都八王子市、200台)▽羽衣・伊勢佐木地下駐車場(神奈川県横浜市、207台)▽静岡駅前地下駐車場(静岡県静岡市、200台)▽大曽根国道駐車場(愛知県名古屋市、196台)▽四日市地下駐車場(三重県四日市市、203台)▽桜橋駐車場(大阪府大阪市、200台)▽紙屋町地下駐車場(広島県広島市、206台)▽松山地下駐車場(愛媛県松山市、200台)▽はりまや地下駐車場(高知県高知市、200台)。