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集配用ボディ搭載、3輪EV「雷駆T3」開発 SGモーター

 SGホールディングスグループのSGモータースは10月19日、光岡自動車が発売を開始した新型3輪電気自動車「雷駆T3」(ライクT3)について、宅配便の集荷・配達に適した専用ボディを開発したと発表した。
  集配専用「雷駆T3」は定員2名、最大100kgの積載が可能な3輪電気自動車。積載量を考慮し、軽量化を図るためにアルミ材を使用し、丸みを帯びた斬新なデザインで、雨天時の集配を考えてオリジナルキャノピーを装備した。
 また、車両や歩行者の妨げにならないよう、荷台を左サイドオープンにしたほか、開閉時の負担軽減を図るためにドアダンパーとセキュリティ用のキーを備えた。
 光岡自動車によると、「雷駆T3」は250cc以下の側車付軽2輪車として扱われる「トライク」。従来、トライクは乗用で、貨物の積載を前提としていなかったが、国土交通省から定員2人、最大積載量100kgという仕様で型式認定を受けた。
 充電時間と時速40kmでの航続距離は「S」グレードが4時間で約40km、「L」グレードは6時間で約60km。