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兵車協・井副理事長が神戸マイスターに認定
 兵庫県自動車車体整備協同組合の石井勝久副理事長は10月20日、全国的に通用する高いレベルの技術・技能とものづくりなどの魅力を伝える熱意を持った人を認定する制度で、「神戸マイスター」として認定を受けた。
 同制度は1993年から神戸市が実施しているもので、自動車整備のほか、建築大工、電気工事、調理、理容・美容などの分野で認定している。
 石井氏は、経験と勘に頼るところが多い自動車外板パネルの歪み抜きの技術に優れ、修理部分を目視で瞬時に判断することができる点や、従来の工具では修理が困難な高張力鋼板(ハイテン材)用に「木製ドリーとハンマー」を独自に開発したことが評価された。兵庫県自動車車体整備協同組合の副理事長として後進の育成にあたっていることも、認定のポイントとなった。
 なお、認定式は神戸マイスター・アグリマイスターでつくる「神戸マイスター交流会」主催の「第5回神戸マイスターフェスティバル」の中で行われた。