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「GT-R」2013年モデルを発売 日産
 日産自動車は11月2日、「GT-R」の2013年モデルを11月19日から全国一斉に発売すると発表した。
 エンジンは、燃料噴射量を高精度に制御できる高出力用インジェクターを採用したほか、ターボチャーチャーの過給バイパスに、専用に開発したオリフィスを追加したことにより、過給圧の急激な低下を抑制し、高回転域での加速の持続を実現。オイルパンに特殊構造のバッフルプレートを加えることで、サーキットなどでのスポーツ走行時にも安定した油圧特性が得られ、回転フリクションを低減させた。
 シャシーは、スプリングとショックアブソーバー、フロントスタビライザーの仕様を変更。フロントサスペンションにキャンバー調整カムボルトを採用し、アライメントの調整精度と整備性を高めた。ドライブシャフトからハブベアリングの締結トルクを高め、サーキット走行時などにおける高負荷時の信頼性を向上させた。
 グレードは「Pure edition」「Black edition」「Premium edition」「EGOIST」の4つで、価格は875万7000円〜1516万8300円。13年1月から、北米、欧州、その他の地域でも順次発売していく。