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【特集】高校生でも運転できる! 欧州の超小型モビリティの実情 (1/2)
 欧州では、「Quadricycle(クワドリシクル)」と呼ばれる小型自動車がすでに存在する。一般乗用車より軽く、「LightQuadricycle L6」「Heavy Quadricycle L7」の2 つの型式認定を規定している。また、電気自動車についても同様に「Light Quadricycle L6e」「Heavy QuadricycleL7e」の2 型式を規定している。
 このL6 とL7 車両は法律上、車体質量、設計速度、動力源の排気料、出力などで区分されているが、車体の大きさについては定義されていない。

 一方、L6e とL7e に関する新たな規則については欧州委員会のなかで2010 年から審議を継続中だ。「Category L」の認可について、法的な手続きを簡素化したり、新たな排気基準などの導入を目的に策定を進めている。この規則案のなかでL6e とL7e に関して、設計最高速度、動力源ごとの車両質量について共通基準を設定し、その上でコンパートメント無しの「on-road quad」、コンパートメント有りの「mini-car」に区分し、さらに「mini-car」を荷物搬送用「utility purposes」と乗員輸送用「passengertransport」に区分している。
 L6e、L7e ともに、設計最高速度、車両質量は現行の枠組みの基準を踏襲しているが...



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