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東京都港区に新社屋が完成  ヤナセ
 ヤナセは11月15日、2011年5月から建て替えを進めていた社屋が竣工したと発表した。
 新社屋は地上6階建てで、延べ床面積2万3975平方メートル。全館LED照明を導入したほか、人感センサー・昼光利用による照明消費エネルギーの削減、太陽光パネルによる電力供給、雨水利用システムの設置、屋上・壁面緑化による熱負荷軽減など、環境と省エネを考えた設計が特徴。耐震構造や自家発電装置も取り入れ、災害時の事業継続性にも配慮した。
 ショウルームの規模は展示可能台数新車33台、中古車23台、サービス工場の作業ベイ数は四輪作業エリア72ベイ、二輪作業エリア3ベイ、駐車スペースは493台分を確保し、自動車販売店としては国内最大規模。これまで分散していた取り扱いブランドごとのサービス工場とパーツ倉庫を効率的に再配置して生産性を高めた。さらに、板金塗装工場やカーケア施工スペースも併設することで、新車と中古車ともに購入からアフターサービスまでワンストップのトータルサポートが可能となった。
 12月1日には、新社屋で「ヤナセ東京支店」(メルセデス・ベンツ東京芝浦)と「ヤナセオートモーティブ東京支店」(Audi 芝浦)がグループの旗艦店として営業開始。新車展示スペースの大幅拡張により営業機能を強化するとともに、機能的なレイアウトでサービス向上の生産性を高めた。輸入車中古車23台が展示可能な「ヤナセ ブランドスクエア芝浦」も同日、営業を開始した。