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上田信金がテレマティクスサービスを導入  オリックス自動車
 オリックス自動車は12月7日、上田信用金庫(長野県上田市)がテレマティクスサービス「e‐テレマ」を導入することを決定した発表した。2013年1月から営業車両を中心に順次導入を始め、13年度中に全車両への設置を完了させる予定。
 上田信金では地域密着型金融機関として、日ごろから全職員に対して法令順守研修や安全運転指導などを実施。さらに意識を高めることを目的に「e‐テレマ」を採用して指導強化につなげ、年間事故件数「ゼロ」を目指すという。また、エコドライブの推進にも役立て、地域貢献を推進する。
 「e‐テレマ」は車両に搭載した専用機器から運転者の挙動(運転速度や急加速・急減速など)や燃費、CO2排出量の情報を取得。それらのデータを分析・活用し、車両運行上のリスクを可視化するとともにコンサルティングも行い、適切な車両運行管理および労務管理の実現を支援する。
 オリックス自動車では、最近の企業におけるコンプライアンス意識の高まりを受け、12年10月末時点で、全国で5万台以上の営業用車両にサービスを提供している。