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ボトラーカー仕様代車を配備  SGモータース
 SGモータースは12月17日、ボトラーカー仕様の代車を全国主要拠点に配備した。
 同社では2011年11月から飲料ベンダー向けのオリジナルボトラーカーボディ(FVV)の開発・販売を開始。生産台数の増加に伴い、ボトラーカーの車検・整備依頼も増えてきている。しかし、ボトラーカーは代車が少なく、急な故障、トラブルでの修理、定期点検・車検時の車両不足が問題となっていた。
 飲料ベンダーでは現状、荷台容積が小さいワンボックス車などで対応しているものの、ドライバーにとっては不便で、車両手配にも苦慮している。そのため、SGモータースでは中古車にボトラーカーボディを搭載した代車を製造。2トンショート(荷台長3.3m)2台、2トンロング(荷台長4.3m)5台を関東、名古屋、関西、広島、高松、福岡の全国6拠点に配備する。
 これにより、飲料ベンダーは急な故障や車検の場合でも、通常通り業務を継続することができるほか、ワンボックス車使用による積載効率低下の防止や予備車の費用負担軽減を図ることができる。
 SGモータースでは「今後の代車配備については顧客ニーズをふまえ、適時増車していきたい」としている。