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スマホ型配車に決済機能を搭載  中国タクシー
 中国タクシー(広島市)は12月7日、所有するタクシー全車に導入済みのスマートフォン型タクシー配車システム「Smart to TAXI」に、クレジットカード決済機能を搭載したと発表した。
 「Smart to TAXI」は、エコー・システム(広島市)が提供するタクシー事業者向けのスマートフォンを利用した配車管理システム。電話と連動したCTI機能から得られる顧客情報と、タクシーに搭載されたスマートフォンのGPS機能から得られる車両の位置情報をそれぞれ取得可能で、素早い配車ができる。
 また、ヒロコン(広島市)が提供する「BTConverter」を採用し、タクシー配車システムとタクシーメーターをBluetooth経由で連動させ、国内で唯一、車両の状態(空車、賃送、迎車など)を自動的に本部システムに反映できる。
 決済処理においてもシームレスかるセキュリティを確保したクレジットカード決済をできるようにし、スマートフォン操作のシームレス化を実現。高齢化が進むタクシーの乗務員にも抵抗なく運用できるようにした。
 クレジットカード決済センターはゼウス(東京都渋谷区)を採用。同社クレジットカード決済センターはPCIDSS Ver.2.0に準拠しており、「Smart to TAXI」アプリとの接続に関しては、モバイルプリンターSM-S201を採用することで日本クレジットカード協会が策定した「日本クレジット協会が策定したガイドライン」に完全準拠した管理と運用を行っている。