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妊婦を支援、「ママタクシー」開始 kmホールディングス

 kmホールディングスは3月8日、妊婦の通院や陣痛時の移動を支援する「マタニティ・マイタクシー」(通称・ママタクシー)サービスを3月10日から始めると発表した。
 妊娠中の女性が陣痛の際、病院までの移動手段としてタクシーを使うことが多いことに着目。「タクシーを呼んだら、すぐに来てもらえるか」「もし車内で破水してしまったら」「陣痛時に病院までの道案内ができるか」といった不安や悩みに応えた。
 対象エリアは、東京23区、武蔵野市、三鷹市、横浜市南区。事前に会員登録すれば、専用ダイヤルでオペレーターが365日24時間対応する。事前に自宅や病院の住所などを登録することで、タクシーに来てほしい場所、目的地の説明を省き、迅速に対応できる仕組みを整えた。
 全ドライバーが普通救命講習と妊産婦講習を受講。全車両に厳菌吸収防水シートを常備するとともに、抗菌・消臭効果の高い無臭の消臭剤も備え、清潔な車内空間を提供する。料金は現金、クレジットカード、交通系電子マネーでの支払いが可能で、陣痛時は後払いサービスも選べるようにした。