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ドコモ向けトランシーバ開発  富士通テン
 富士通テンは5月7日、NTTドコモ向け「車載型パケット対応トランシーバ」(仮称)を開発し、納入を始めると発表した。
 NTTドコモが全国の法人向けに9月から開始予定の「FOMAエリアで利用可能な車載型パケット対応トランシーバサービス」の対応機として販売される予定。
「車載型パケット対応トランシーバサービス」(仮称)は、携帯電話FOMAエリアを使用して通信する無線で、業務用無線と比べ広範囲での運用が可能。基地局も不要なため、導入費用が抑えられるほか、無線免許も必要がなく、手軽に導入できる。
 これまで培ってきた車載用無線機開発のノウハウを投入し、振動・熱・埃などの過酷な車載使用を想定した試験を行って高い信頼性を確保した。M2Mモジュールを無線機本体に内蔵して取り付けスペースに制約がある車内環境に対応。耐熱性に優れたチップUIMも採用した。