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運転教育研修サービス提供  佐川急便
 佐川急便は7月1日、自社の研修施設などを活用し、運転指導者の育成や講習会などの安全運転教育を一般事業者向けに有償で提供すると発表した。
 創業以来、「安全」を第一に考えた業務管理体制を構築。ドライバーの意識高揚と運転技術向上、徹底した車両管理、地域住民との連携などを含めた安全運転教育に力を入れてきた。
 運輸安全マネジメント制度の導入をはじめとする安全管理体制の構築により、2000年と比較すると事故・違反の発生件数が約7割減少したという。その結果、研修の見学依頼や問い合わせが増え、指導者の育成、安全運転教育研修の実施を求める声が高まったことから、サービス提供に乗り出す。
 サービス内容は安全運転教育研修(安全運転基礎研修、指導者向け研修)、運行管理体制コンサルタント(管理者向け教育の提案、安全管理体制構築のための改善提案)、安全機器の有効活用とシステムの一元管理の提案(安全機器に関する活用方法紹介、安全に関するデータシステムの構築)、講演・講習会の実施(安全指導方法、運行管理体制)。