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「リーフ」に認定中古車制度  日産

 日産自動車7月23日、「リーフ」の「認定中古車」制度を始めると発表した。良質な中古車を「認定中古車」と位置付けて顧客に提供し、より安心して利用してもらうことを目的に導入する。
 認定中古車は、一定の品質を守るための「認定基準」をクリアした良質な車両に「認定車特典」を付加したもの。購入販売会社から「認定証」も発行する。
具体的な認定基準は、(1)バッテリー容量計が12セグメント(新車時から1セグメントも減っていない状態)の車両(2)事故修復歴(日本自動車査定協会基準)がない車両(3)外観傷や内装傷、故障部位について補修、修復済みの状態の車両(4)走行距離5万km未満の車両(5)初度登録年月日からの経過が4年(48ヶ月)以内の車両――を全て満たす必要がある。
認定車特典としては、5年10万kmまでのバッテリー容量を保証するとともに、「EVバッテリー使い方診断」を施工。バッテリー容量の計測を行うほか、より長持ちさせるための使用方法をアドバイスする「バッテリーアドバイスシート」も作成して配布する。
 また、リーフ認定中古車をより長く安心して乗ることができるよう、EV用の定期点検・整備がパックされた「メンテプロパック」を無償で提供する。