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新型フィットを発売 ホンダ

 ホンダは9月6日、コンパクトカー「フィット」と「フィット ハイブリッド」をフルモデルチェンジして発売を開始した。
 3代目となる新型フィットは「世界のコンパクトカーのベンチマークにふさわしい車」を目指して開発。コンパクトカーの概念を刷新した初代の設計思想を継承しつつ、パワートレインと車体を完全新設計し、居住性、燃費性能、デザイン、走りの全てを格段に進化させた。
 ハイブリッド車はシンプルな1モーターシステムながら、EV発進を可能にした新ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」を搭載。走行状況に応じてEVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブから最も効率の良い走行モードを自動的に選択して走行することで、36.4km/Lの国内最高の低燃費とレスポンスの良い走りを実現した。
1.3Lのガソリン車には低燃費運転と高出力運転を両立した新開発エンジンを採用し、燃費は従来のハイブリッド車に匹敵するクラストップレベルの26.0km/L。1.5Lのガソリン車は、ホンダ独自の直噴技術によって圧倒的なハイパワーを達成した。
プラットフォームは、コンパクトカーに革新をもたらしたホンダ独創のパッケージ技術である「センタータンクレイアウト」をさらに進化させ、コンパクトクラスの想像を超える圧倒的な室内空間を確保しながらも大幅な軽量化を図った。