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ヘイロー・ネットワーク・ジャパン（東京都港区）は9月19日、スマートフォンを利用したタクシー配車支援アプリ「ヘイロー」で、事前にクレジットカード情報を登録すると降車時に支払い手続きが不要になる決済サービスを開始した。まずは、大阪の北港梅田ハイタク事業協同組合、ナニワ交通、中川交通、オール大阪交通のタクシーから始め、今後はエリアを拡大していく。
降車時にドライバーがスマートフォンにタクシー料金を入力するだけでカードレス、サインレスでクレジット決済が完了。利用者は事前にカード情報を複数枚登録可能で、個人利用、法人利用などの利用用途に合わせてカードの使い分けが簡単にでき、利便性が向上する。
「ヘイロー」は、2010年にロンドンでサービスをスタート。現在、ニューヨークやマドリードなど世界12都市で利用できる。決済サービスの導入により、ロンドンではタクシーでのクレジット利用率が10％台から60％台まで向上し、利用者から高い評価を得ているという。
タクシー会社にとっても迅速な配車が容易になってサービスが向上するとともに、回転率も上がり、電話受付の人員が削減できるなど、運営コストの低減を図れる。