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業界初、つり銭出入金システムを開発  kmグループ

 kmホールディングスグループ会社の国際自動車は10月1日、矢崎エナジーシステム、ローレルバンクマシン、システムオリジン長:清野 吉光)と共同で「つり銭出入金システム」を開発したと発表した。
 免許証の確認、アルコールチェック、点呼を受け、運行を許可されたドライバーが「つり銭出入金システム」に免許証を差し込むことで、1000円札20枚計2万円分のつり銭が出金され、帰庫後の売上金納金の際に納金機に2万円を入金する仕組み。ドライバーは出金された1000円札をさらに100円と10円硬貨に両替して出庫する。
 Kmグループでは4年前から新卒採用を開始。現在、55人の新卒者がドライバーとして活躍している。今年もすでに約60人の新卒採用が決定しており、150人の採用を目指している。そのような中、「つり銭の準備を効率よくできるシステムが必要」との思いから開発した。
 また、kmグループは「ホスピタリティ・ドライビングkm〜お客さまの笑顔を私たちの喜びとして」をモットーとして掲げており、顧客だけでなく、ドライバーが困っている状況や若いドライバーが効率的に働ける仕組みをつくることもホスピタリティであるとの考えから、システムの開発に至った。