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6億円の資金調達を完了   GLM

 EVの開発販売を手がけるグリーンロードモータース(GLM、京都市左京区)は11月27日、ベンチャーキャピタル2社と日本政策金融公庫を引受先とする約6億円の資金調達を10月31日付で完了したと発表した。これにより、5月から受注予約を開始した「トミーカイラZZ」の量産を始めるとともに、特許取得済み車台「EVプラットフォーム」の海外販売事業を推進する。
 資金調達の内訳は、第三者割当増資によるものが4億円で、引受先はグロービス・キャピタル・パートナーズ、日本ベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、池田泉州キャピタルの4社。資本性ローンによるものは2億円で、引受先が日本政策金融公庫。
 GLMによると、5月から予約を開始した「トミーカイラZZ」は、限定生産台数の99台を超える予約希望があり、第一次募集枠についてはすべて予約金の入金が完了。12月から大阪エリアで試乗会を行うほか、来年1月6日から第二次の予約受付も始めるという。