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赤レンガ倉庫、活用事業者が決定 自動車展示販売を展開 大阪市

 大阪市は12月2日、港区築港地区の赤レンガ倉庫の活用事業者として、クラシックカーミュージアムを併設する自動車展示販売の事業計画を提案したクインオート(兵庫県篠山市)を決定したと発表した。
 計画提案書によると、「歴史の情緒を大人が楽しめるレジャー地区拠点としての施設づくり」などをコンセプトに、クラシックカーを常設展示し、ロマンあふれる大人の休息場所を創出。レストランとカフェも併設し、家族連れやカップルらが長時間楽しめる空間を提供するという。
 また、レジャーエリアの「天保山西地区」、国際色豊かなクルーズ客船の母港化を予定している「天保山東地区」、歴史情緒ある「赤レンガ倉庫地区」が一体となった築港地区全体の集客循環を形成。天保山地区から赤レンガ倉庫へのシャトルバス運行を計画しているほか、天保山まつりや築光キャンドルナイトといった地域イベントとの連携、協力による地域貢献も目指す。
 落札価格は月額賃料190万円で、来年2月1日から30年間の土地賃貸借を開始する予定。年間約7万人の集客を見込む。