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コンパクトカー・フィエスタ2月1日発売  フォード

 フォード・ジャパン・リミテッドは1月9日、「One Ford」戦略の下、グローバル・プロダクトとして世界中で展開するコンパクトカー「フィエスタ」を2月1日から発売すると発表した。
 3気筒、総排気量997ccのフォードのガソリンエンジンのラインアップの中で最もコンパクトな「1.0L EcoBoost」を搭載。気筒内直接燃料噴射、Ti−VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)に先進のターボ・テクノロジーを組み合わせ、優れた燃費性能と動力性能を両立した。
 エンジンに最新のデュアルクラッチ・テクノロジーを採用したトランスミッション「6速PowerShift」を組み合わせ、最高出力は74kW(100ps)/6000rpm、最大トルクは170Nm(17.3kgm)/1400−4000rpmを発生、燃費性能は17.7km/Lを実現した。
 エクステリアには、これまでの「キネティック(躍動的な)デザイン」をさらに進化させた新世代のグローバル・デザインテーマ「New Global Design Language」を反映。クロームバーが配された特徴的な一体型の台形グリル、シャープに切れ上がったヘッドランプ、フロントからリアに向かって一直線に貫かれたベルトラインとプレスライン、ジュエリーのように立体的なテールランプなどにより、優れたドライビング・ダイナミクスをより美しく、より力強く表現した。
 インテリアもエクステリアと調和させ、先進的なデザインかつ快適で高い質感を感じる空間に仕上げた。電子デバイスやハイエンドな家具から得たインスピレーションを生かしてエルゴノミクスに優れた操作性を実現。クラストップレベルのクオリティ・スタンダードの確立を目指し、インテリアパネルの仕上げやシートデザイン、マテリアルに至るまで、高いクラフトマンシップを追求した。 また、デジタルオーディオプレーヤーやBluetooth対応の携帯電話を車両と接続することで、ステアリングに装備されたスイッチもしくは音声(英語)での操作が可能な「SYNC」を採用。8スピーカー・プレミアムサウンドシステム、オートスピードコントロール、オートエアコンも標準装備し、クラスを超えた快適なドライブ空間を実現した。
 安全性では、前方衝突の回避をサポートする低速時自動ブレーキシステム「アクティブ・シティ・ストップ」や独自の車両安定化技術「アドバンストラック」など、先進の安全装備を標準装備。坂道発進時等に車両の後退を防ぐ「ヒルスタート・アシスト」や、後退時、ディスプレイに後方の映像を映し出す「リアビューカメラ」など、ドライバーをサポートする装備も充実させた。