自動車ニュース
エムログ、車載型OBDコネクタ開発パッケージ販売開始
株式会社エムログ(本社:東京都港区、代表取締役社長 大石 哲司)は、車載機器メーカーや通信キャリア、損害保険会社、自動車のビッグデータ関連ビジネスを行っている企業、大学等の研究機関向けに、車載型OBD コネクタの製品化をサポートする開発パッケージを2月7日(月)から販売開始する。

自動車本体の安全機能が進化すると共に運転手側の安全運転・エコ運転への意識が高まっている。爆発的に普及しているスマートフォンやタブレットなどのICT機器やドライブレコーダー、カーナビゲ―ション、レーダー探知機などでも安全運転・エコ運転を支援するサービスが数多く提供されている。

エムログでは自動車のスキャンツール(故障診断機)の開発実績を元に、車載機器メーカー等から車載型OBDコネクタの開発を請け負い、すでに470型式以上の国産乗用車での適合試験を行ってきており、そのような中で急増するOBDに関する要望に迅速に応え、例えば、欧米で増えつつあるテレマティクス保険などの動きを加速させるためのOBDの製品開発を検討する企業向けに、車載OBDコネクタ開発を簡易化するサポートをパッケージ化し販売する。

車載型OBDコネクタ開発パッケージは、Bluetoothモジュールを利用したOBDコネクタ、3G版OBDコネクタなど、顧客のビジネスシーンに応じた通信使用に対応する。
開発パッケージの内容としては、通信仕様書、ファームウェアバイナリ、回路図、部品データ、基板データ、ケースデータなどが含まれる。
初期費用は525万円〜(別途生産時ライセンス契約の必要がある)。また、開発サポートや車種対応ソフトバージョンアップ等も受け付けている。


■株式会社エムログ
http://www.m-log.com/