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ホンダ、新型50ccスクーター「Dunk」を発売
ホンダは、上質感のあるスタイリングと、力強い出力特性で環境性能にも優れた新開発エンジンを採用した新型の原付スクーター「Dunk(ダンク)」を2月20日(木)に発売する。

開発にあたり、「若者の通学や通勤、さらには普段の生活の楽しみを広げるスクーター」をテーマに設定。若者がスクーターを活用している状況や、スクーターに求めるデザインと使い勝手などについて徹底的にリサーチした。気軽に上質な移動を楽しんでもらいたいという想いを込めて、開発コンセプトを「プレミアムスニーカー」と定めた。Dunkは、若者をはじめとする幅広い人たちの生活を支え、楽しみを広げる新しいスタンダードスクーターの世界を提案する。

スタイリングは、若者の感性に訴えかけるプレーンで無駄のない面で構成。ボディーサイドにモールを大胆にあしらうことで、上質感と個性を主張しています。また、着座位置の自由度が高いロングシートやフラットで広いフロアなどにより、リラックスしたライディングポジションを可能とした。また、ボディーサイドにアクセントとなるモールを施し、どこからでもDunkらしさを感じていただけるスタイリングを創出している。
カラーバリエーションは、モールとカラーコーディネートした6種類を設定してる。

エンジンは、新開発の水冷・4ストローク・OHC・単気筒50ccの「eSP(イーエスピー)(*1)」を搭載。低フリクション技術を多岐にわたって採用するとともに、アイドリングストップシステムによって、優れた燃費性能と環境性能、そして力強い出力特性を実現した。また、「トゥデイ」に搭載している空冷・4ストローク50ccエンジンと比較し、11%(*2)の軽量化を実現してる。この水冷・4ストローク・OHC・単気筒50ccエンジンは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI(*3))とアイドリングストップシステムの採用などにより、力強い出力特性と、30km/h定地走行テスト値で75.3km/L、WMTCモード値では56.6km/Lという優れた燃費性能を両立している。アイドリングストップシステムには、従来のシステムにエンジン始動時のバッテリー電圧を検知するシステムを追加しており、バッテリー電圧が低下している場合は、アイドリングストップ機能を停止し、バッテリー上がりの抑止に貢献する。

国内での年間販売計画台数は25,000台、メーカー希望小売価格は208,950円(消費税抜き本体価格、199,000円)。
価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まない。



*1 enhanced(強化された、価値を高める) Smart(洗練された、精密で高感度な) Power(動力、エンジン)の略で、低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能と動力性能を高めたスクーター用エンジンの総称
*2 Honda測定値
*3 PGM-FIは、Hondaの登録商標