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ホンダ、オン・オフロードスタイルバイクVFR1200X 発売
ホンダは、水冷・4ストローク・OHC・V型4気筒エンジンを搭載したオン・オフロードスタイルの「VFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッション」を3月7日(金)に発売する。

このモデルは、「オールロード・グランツーリスモ」を開発コンセプトに掲げた、ホンダのクロスオーバーコンセプトのフラッグシップモデルだ。デュアル・クラッチ・トランスミッション(以下、DCT)を標準装備するなどして、市街地走行から長距離ツーリングまで、さまざまなシチュエーションで余裕を持って操る楽しみと快適な走行を徹底的に追求している。
エンジンは、ホンダ伝統のV型4気筒1,236cm3を搭載。低・中速域から高速域まで力強い出力特性としていいる。また、トランスミッションはホンダが二輪車用として独自に開発した有段式自動変速機DCTを搭載。オートマチックモードとマニュアルモードが選択でき、また、ライダーが後輪の駆動力のレベルを必要に応じて任意に選択できる「Hondaセレクタブル トルク コントロール」を採用している。
車体は、高い剛性感としなやかさを両立したダイヤモンドタイプのフレームを採用。フロントサスペンションには倒立タイプのテレスコピックを、リアサスペンションにはプロアームとプロリンクをそれぞれ組み合わせて装着している。また、前・後ホイールには、チューブレスタイヤの装着に対応したワイヤースポークホイールを採用し、しなやかな足回りを実現。なお、シートは日本人の体格を考慮した専用設計とし、810mmの低いシート高を実現している。
スタイリングは、ボリューム感にあふれる堂々としたデザインで、大地をおおらかに走破するイメージとしている。車体色は、精悍なイメージのマットチタニウムブレードメタリック1色の設定だ。
また、「コンバインドABS」や、ツーリングの利便性を高めるETC車載器、グリップヒーター、メインスタンドを装備するなど充実した内容としている。

販売価格は183万円、国内での年間販売計画台数は150台。