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ルノーと日産自動車、4月1日に主要4機能を統合
ルノー・日産アライアンスは17日、2016年までに少なくとも年間43億ユーロのシナジー効果の創出を目標に、4月1日より開始する重要な4機能の統合を発表した。
今回の4機能の統合は、従業員代表組織(労働組合)への説明を経て、両社の経営会議および取締役会において確定された。アライアンスは1月下旬に、研究・開発、生産技術・物流、購買、人事の4領域で統合検討プロジェクトを開始している。
対象となる各機能には、各々を統括するアライアンス副社長が就任し、アライアンス副社長は、新たに設立するアライアンス マネジメント・コミッティの監督のもと、ルノーと日産共同でマネジメントにあたる。

「これら4つの重点機能の統合は、即時に、更なる効率化とより大きなスケール・メリットを実現します。そのシナジー効果を活かし、お客さまに今まで以上に価値ある商品をご提供すると共に、引き続きイノベーションをリードしていきます。」とゴーンCEOは語った。