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電気バスの運行を開始   北九州市

 北九州市交通局は3月26日から、市営バスで電気バスの運行を開始した。導入台数は2台で、平日のみ運行。
 大型電気バスの営業運行は国内初。JR戸畑駅とエコタウンセンター間を1日2往復する。料金は通常バスと同様の330円で、4月1日以降は340円。
 事業運営は北九州市と民間事業者が協力。民間事業者のうち、ひびき灘開発と東レエンジニアリングが事業運営会社を立ち上げ、システムの構築を手がける。
 北九州市は運行を担当し、電気バス供給者の三菱重工業の協力を得て、技術面の課題解決などに取り組む。
 北九州市では、都市ブランドとしての「世界の環境首都」「アジアの技術首都」を掲げ、環境と産業が調和した低炭素社会づくりを推進。新成長戦略の一環として、電気バスを含む次世代自動車産業の拠点形成にも力を入れてきた。