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前後にカメラ装備「EYS」  住友三井オートサービス

 住友三井オートサービス(東京都新宿区)は5月26日、前後に2つのカメラを標準装備したオリジナル仕様車「EYES」のリース販売が4月末時点で34社、採用見込み台数は700台強に達したことを発表した。顧客の反響が大きく、早期に1000台の達成が見込まれるという。
 「EYES」は、オートリース業界初の安全と安心を追求したリース販売サービスとして昨年秋からスタート。フロントガラスに取り付けたカメラが車両・車線・歩行者・自転車を検知して距離を測り、危険な状態になると事故を未然に防ぐために警報を発する「Mobileye」、バック時の事故防止を支援する「バックアイカメラ」をそれぞれ備えている。また、全国130の自動車学校と提携して実施するADST研修受講サービスや安全運転マインドを醸成する車内クリーニングサービスなども提供する。
 同社では交通事故を撲滅するため、リース契約車両の事故データを分析。損害金額の約5割が「追突事故」、事故件数の約4割は「駐車場事故」という。