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エアパッド搭載CRS、takata04-i fix WS発売
シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ株式会社(CEO:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)は、エアバッグ技術を応用したエアパッドを搭載し側面衝突時の安全性を高めたISOFIX アイソフィックスチャイルドシート※1「takata04-i fix WS」(タカタゼロヨン アイフィックス ダブリュエス)を、2014年6月7日(土)より順次発売すると発表した。
「takata04-i fix WS」は、「takata04-i fix」をベースとするモデルで、前面衝突に次いで死亡重傷率が高い側面衝突に着目し、エアバッグ製造技術を応用したタカタ独自開発のエアパッドを搭載。側面衝突時の安全性をさらに高めた。

新商品「takata04-i fix WS」のベースとなるチャイルドシート「takata04-i fix」は、「簡単」「確実」「安全」という 3 つのキーワードをもとに開発。車のシートベルトを使わずに取り付ける ISOFIX 方式や、チャイルドシート本体とベース部分が分かれる完全セパレート構造、ひと目で取り付け状態がわかるカラーインジケーターなどを採用することで、誰でも簡単・確実に取り付けができるという。
また、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施しているチャイルドシートアセスメントにおいて、2011年度には、ISOFIX方式のチャイルドシートとして初めて、乳児用・幼児用の両モードで最高評価の「優」を獲得。2012年にはグッドデザイン賞を受賞する等、各方面から高い評価を得ている。

※1 ISOFIX チャイルドシート
取り付けミスの防止、車への適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした ISO(国際標準化機構)規格の固定方式を採用したチャイルドシート。 シートベルトで取り付ける従来のチャイルドシートとは異なり、車とチャイルドシートに装備された専用の固定装置を使用して直接取り付けるため、取り付けミスを大幅に減らすことができる。

■会社概要
・会社名: タカタ株式会社
・創業: 1933 年
・本社住所: 東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー
・代表者: 代表取締役会長兼 CEO 高田重久
・資本金: 41,862 百万円(2014 年 3 月時点)
・連結売上高: 556,998 百万円(2014 年 3 月期)
・従業員: 43,680 人(2014 年 3 月時点) ※連結ベース
・グローバル生産拠点: 日本・アジア・欧州・米州で、20 カ国 56 工場(2013 年 9 月時点)
・事業内容: シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム
チャイルドシート等の製造販売