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平成25年度街頭検査実施結果発表、近畿運輸局
 近畿運輸局は不正改造など保安基準不適合車両撲滅のため、警察及び自動車検査独立行政法人近畿検査部(以下「近畿検査部」と言う。)等の関係機関と連携し、一般道路等での街頭検査を実施。10日、平成25年度街頭検査の実施結果を発表した。
 平成25年度の街頭検査は、実施回数577回(24年度691回)、検査台数15,903台(24年度17,173台)と24年度に比べ、実施回数、検査台数共に減少しているものの、整備命令を発令した車両台数は288台(24年度278台)と24年度を上回る結果となった。
また、発令件数は565件(24年度484件)で実施結果の詳細は下記の通り。
 なお、整備命令は道路運送車両の保安基準に適合していない車両について、道路運送車両法第54条(整備命令等)又は、同法第54条の2(不正改造車両の使用者に交付する整備命令)に基づき、不良箇所等の改善を自動車使用者に命令し、その後において改善状況の確認を行うもの。

■平成25年度実施結果(括弧内は前年度数)
1.実施回数:577回(691回)
2.検査台数:15,903台(17,173台)
3.延べ出動員数:3,570名(4,345名)
  内訳:近畿運輸局1,087名、警察558名、近畿検査部等1,925名
4.整備命令台数:288台(278台)
5. 発令件数:整備不良〔54条〕67件(53件)、不正改造〔54条の2〕498件(431件)
6.主な不正改造:窓ガラスの着色フィルム貼付、タイヤ等の突出、マフラー改造、灯火装置の色等