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トヨタ、20車種にリコール エアバッグ出火の恐れ
トヨタ自動車株式会社は6月11日、助手席用エアバッグの不備を原因として国土交通省にリコールの届け出をした。「カローラ」等20車種、2000年12月から04年4月に製造した計64万8081台が対象となる。

国交省の発表では、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程もしくは成型後の吸湿防止措置が不適切なこと等が原因。エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあるとしている。

トヨタは当該インフレータを良品に交換する対応を取るが、改善措置用部品の準備に時間を要することから、助手席用エアバッグの機能が作動しないよう暫定的に措置を取る。