自動車ニュース
トヨタ、中央アジアで初めて生産開始
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、カザフスタン共和国コスタナイ市にあるサリアルカ・アフトプロム社(以下、SAP)において、フォーチュナーの生産を開始したことを発表した。
フォーチュナーの生産は、溶接・塗装・組立工程を現地化するCKD生産の形式で行われる。トヨタにとって、中央アジア(※)で初めての現地生産。約20名のトヨタの技術者が長期間SAP工場に赴き指導を行った。

トヨタは2011年に発表した「グローバルビジョン」において、新興国ビジネスを強化していくことを掲げており、今回のカザフスタンへの取り組みもその一環という。2012年にはエジプトでフォーチュナー、2013年にはロシア極東でランドクルーザー プラドの組立を開始している。

※中央アジア:ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5ヵ国を指す。