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KNT-CT、5月国内旅行は4.1%増−外国人も4割増に
KNT-CTホールディングスの2014年5月の取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比4.1%増の312億660万円となった。個人旅行が3.0%減の36億9753万円と減少したものの、団体旅行が6.6%増の110億3634万円、企画旅行が4.1%増の164億7273万円と好調に推移した。

団体旅行のうち、学生団体は4.3%増の82億4438万円で、一般団体も大型のインセンティブ旅行の取扱いなどで14.0%増の27億9197万円と増加。また、企画商品では、メイトが4.0%減の59億2678万円と前年を下回ったが、クラブツーリズムは9.3%増の105億4591万円と伸長した。

メイトは、方面別取扱人数で関西、中国四国、九州方面が好調だったが、北海道や沖縄などのロング方面が不調なほか、伊勢神宮の遷宮行事などの反動から伊勢志摩方面などの中部地方も伸び悩んだという。

一方、クラブツーリズムはバス旅行で宿泊旅行が伸び悩んだものの、日帰りバスツアーが人気。また、バス旅行以外でも北東北、中部北陸、山陰山陽方面が好調となり12.9%増と前年を上回った。

このほか、外国人旅行は44.8%増の12億996万円と大幅に増加した。

なお、海外旅行は3.4%増の129億4203万円で、国内、外国人との合計は4.5%増の459億4484万円だった。