自動車ニュース
takata04-neo SF、グッドデザイン賞を受賞
シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ株式会社(CEO:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)は、ハンドルを回すだけで、誰でも簡単・確実に車に取り付けられるチャイルドシート「takata04-neo SF」(タカタゼロヨン ネオ エスエフ)で、「2014年度 グッドデザイン賞」を受賞しました。今回の受賞は、タカタとして4年連続の受賞となります。

タカタが本年6月より発売した「takata04-neo SF」は、シートベルト取り付けのチャイルドシートに多かった取り付けミス※1を防ぎ、誰でも安心して使えるように開発したチャイルドシートです。チャイルドシートが不適正に使用されると、死亡重傷率が約5倍※2になることから、ISOFIX※3非対応の車にもチャイルドシートが簡単に正しく取り付けできるようにすることで、万一の事故の際に子どもの死傷者低減に寄与できると考えています。
タカタは、今回の受賞を機に、社会やお客様に一層貢献できるものづくりに真摯に取り組んでまいります。

※1 2014年の警察庁・JAFの全国調査では60.5%のユーザーが、チャイルドシートを正しく取り付けできておらず、その70%以上がベルトの締め付け不足に起因するミスだった。
※2 2013年警察庁交通事故統計による
※3 シートベルトを使用しない新しいチャイルドシート固定方法

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「ISOFIXに対応していない自動車にも安心して使用できるチャイルドシートを提供したいという、メーカーとしての真摯な姿勢が感じられる。固定のための操作力を小さくし、しっかり取付けられたことを音でわかるようにするなど、ユーザーに対する配慮がある。」

グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2014」でtakata04-neo SFを出展
10月31日(金)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2014」会場で、「takata04-neo SF」が本年度受賞作として紹介される予定です。「グッドデザインエキシビション2014」は最新のグッドデザイン賞受賞デザインが一堂に紹介されるイベントとして毎年人気を博しています。

グッドデザインエキシビション2014
会期:10月31日(金)〜11月4日(火) 11時〜20時
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)

グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。