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兵庫県交通共済共同組合 10年振りの対人黒字
兵庫県交通共済共同組合は11月19日、第2回総務委員会を開き、上半期の収支決算状況や10月末での事故受理状況について審議した。さらに、第4次一括法施行に伴う「中協法改正」についても審議した。
上半期の収支決算について、純利益が1億2千万円(前年比4千万プラス)となり、対人共済事業は10年振りの約1千800万円(前年対比5千万プラス)の事業利益を出した。
搭乗者傷害は、約770万利益、対物共済は約4千900万の利益、車両共済は約2千240万円の利益となり、当初予算額を60%上回る業績を上げた。
第4次一括法施行に伴う「中協法改正」については、平成27年4月1日に現在の所管行政庁が国土交通省から各都道府県知事に移管されるとこになった経緯を事務局が説明した。その上で、近畿交通共済から、合併の打診があり、10月中旬の正副理事長会議で合併しない方針を決定した。
事故受理状況については、対人死亡事故は2人(前年比−5人)で大幅減少となり、対人傷害は196件・267人(前年比188件・257人)で搭乗者の死亡事故は0件・0人(−1件・1人)で搭乗者傷害は8件・8人で(−7件・−7人)となった。対物は799件(+40件)、車両は158件(−2件)。