自動車ニュース
近畿自動車無線協会 デジタル化は全体で59.6%
新副会長に和田廣一氏(大個協組)を選任

近畿自動車無線協会(坂本克己会長)は12月9日、大阪市都島区の太閤園で理事会を開き(1)平成26年度事業経過、同中間決算報告 (2)役員、専門委員の一部変更 (3)27年度通用総会の開催 (4)会員の入退会―について審議。いずれも原案どおり承認した。

近畿2府4県のデジタル無線化の移行状況は、大阪51.6%、京都府69.4%、兵庫56.5%、奈良83%、和歌山57.9%、滋賀79.7%、全体で59.6%となっている。また今後の見通しでは64%に増加予定。府県別では、和歌山、兵庫両県のデジタル化比率が低く、移動局では大阪も低い。移行期限は実質1年しかなく遅延のないよう要望した。

役員の一部変更は、団体・会社の代表者退任によるもので新山紀之(前大阪個人タクシー協組)理事、副会長の後任に新理事長の和田廣一氏を、迫田謙典((株)国際興業大阪)理事の後任に山本康夫氏(同社代表取締役社長)を、田中康夫(奈良近鉄タクシー)理事の後任に古川俊夫氏(同代表取締役社長)をそれぞれ選任した。また、和田廣一氏は通信運用委員会副委員長に、古川俊夫氏は技術委員会委員に、山本康夫氏は通信運用委員会委員に選任したほか、村井清和専務理事の退任で、平祐一氏を専務理事事務代行兼事務局長に選任した。

次会(平成27年度)総会は5月22日(金)15時、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティホテルでの開催、新年度事業計画、同予算、役員改選等を審議、また無線関係優良従業員表彰式も実施する。