自動車ニュース
ZMP、3G通信対応CANデータ送信機のサンプル出荷を開始
株式会社ZMPは、国内の自動車790種類(型式)に対応した、3G通信対応の車載CANデータ送信機「カートモRUP 3G」のサンプル出荷を開始した。

この製品は、自動車の診断用コネクタOBDIIに装着することで、車両情報(CAN/K-line)および、GPS、加速度・ジャイロセンサ、電子コンパスのデータを取得、3G通信にてサーバに送信が可能なモジュール。
取得可能な情報は、車速、瞬間燃費、エンジン回転数など、車両の運行管理等で広く求められる情報の取得が可能となっている。対応する自動車の種類(型式)は790種類と、国内で販売されている自動車に幅広く対応し。足元で邪魔になりにくい小型コネクタを採用している。また、GPS部が独立しているため、受信感度を踏まえた柔軟な設置が可能という。
通信はSIMフリー仕様となっており、ニーズに合わせたSIMを用いることで、ランニングコストを調整することが可能となっている。
車載データを取得し、サーバ上にデータを蓄積し解析を行うシステムを構築することで、車両の運行管理や動態管理といった用途での活用が可能となる。

「カートモRUP 3G」は、1月14日から16日まで、東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブテクノロジー展2015」に展示予定。