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兵庫県自動車車体整備協、津田、石井・中島・奥田正副理事長続投
兵庫県自動車車体整備協同組合(津田信行理事長)は2月15日、加古川プラザホテルで第51回通常総会を開き、平成26年事業・収支報告、同27年度事業計画、予算、賦課金徴収などを満場一致で承認した。

役員の任期満了に伴う改選は、選考方式で理事、監事、相談役を選任、満場一致でこれを承認、新理事による初理事会で、津田理事長、石井剋久・中島浩・奥田総一郎副理事長を再選、川口眞範、古川五夫両副理事長の退任と新副理事長に三幡和美氏(西幡支部長)を、専務理事に玉田卓真氏(再)を選任した。

新役員を代表して津田理事長は「4期目の理事長をお受けしたが、次代を担う人材の育成が課題です。地域貢献できる組合にしたい。27年度も共に頑張って行きたい。今回新しく法対策担当理事ポストを設け、副理事長を退任の古川氏にお願いした。労働基準法、雇用規則、労働安全法等、従業員の健康問題や環境対策など諸法の対策に対応することとした」と今後2年間の運営に協力をもとめた。

来賓祝辞は、小林久詩・兵庫陸運部長が「業界の社会的信頼に努め、安全で安心な環境、とりわけ塗装やリサイクルで環境に尽力されていることに敬意を表します。ユーザーから信頼され、事業の活性化に取り組んで下さい」と。橋本武司・兵庫県自動車整備振興協会専務理事も「新機材、新機構(EVなど)に対応する高度な技術の研鑽に努められ、認証制度の創設を祈念します」と祝辞。

このあと日車協組連合会長・近車協組連合会長表彰伝達式があり、山本康史・近車協組連合会長から小林立樹氏(奥田鈑金塗装工)ら4人と、太田垣康則氏(太田垣鈑金工)ら9人に表彰状が贈られた。

懇親会挨拶で古川五夫氏は近江商人の三方良しを引いて「法対策とは、産業公害の防止、労働安全衛生法の対応など環境と職場の法律への対応であり、正に地域貢献の“世間良し”と思う。50余年業界に居るが微力ながら務めたい」と。乾杯は山本会長の発声で開宴した。
なお新役員は別表のとおり。