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全ト協、生産性向上セミナー開催 全ト協 兵ト協会館で
2月13日、全ト協主催の「生産性向上のための情報化支援セミナー」が兵ト協会館で開かれた。1:情報化支援による業務効率化 2:最新のIT導入事例 3:原価シート利用要領について―の内容で、(株)近代経営システム研究所の森高弘純社長が講義した。

情報化支援では、情報のリスク管理を始め、物流事業者の導入したいIT関連機器はドラレコ、IT点呼、GPS、デジタコ、HP開設等が上位で、業務は、車両管理、エコ運転管理、安全管理、配車業務の順。売上拡大、コスト削減の他、社内コミュニケーション、情報連携による効率化にある。

ソフトを武器とした根拠のある原価計算等に基づく荷主側との運賃交渉をもとめた。

具体的な中小トラック事業者のIT導入事例の効果と失敗リスク等を紹介。また運送原価計算シートの利用要領についても解説した。
HPの開設、更新では、何を特化したいか他者との差別化や、制作が依頼どおりに出ているか最初と最後の点検が重要と指摘した