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ヴァレオとモービルアイ、独自の技術協力に合意
運転支援システム用フロントカメラのグローバルリーダーであるモービルアイ社(Mobileye N.V., NYSE: MBLY)と、レーザースキャナー技術をはじめとする運転支援システムの世界的なリーダーであるヴァレオは3月10日、モービルアイのEyeQ®ファミリー・マイクロプロセッサとコンピュータービジョンアルゴリズムと、ヴァレオの運転支援センサーのポートフォリオを組み合わせることを発表しました。

この合意によりヴァレオは、モービルアイのEyeQ®ファミリー・マイクロプロセッサとコンピュータービジョンアルゴリズムを使用して、フロントカメラのソリューションとセンサーを組み合わせた製品を設計・量産化する予定であるとしています。製品ポートフォリオには、衝突防止用の安全規制の要件を満たすアクティブセーフティ用の単眼カメラ、ノンスキャンニングLED、レーダーとのフュージョンや、上位モデル向けの三焦点カメラの設定が含まれるでしょう。製品オファーは、拡張性を考慮して設計され、モービルアイのEyeQx®のチップ上で機能する見込みです。この合意期間中、ヴァレオが提供するフロントカメラ技術は、モービルアイのEyeQ®ファミリー・マイクロプロセッサとコンピュータービジョンアルゴリズムのみ搭載されることになるとのことです。

さらに、モービルアイとヴァレオは、自動運転市場向けに、ビジョンとレーザースキャンを組み合わせた革新的な製品提案を開発するために独占的に協力することを決定したとも発表しました。「両社は将来の自動運転車に向けた独自のソリューションを創出することができるでしょう」とコメントしています。