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理事長代行に松原副理事長 今期は収益1億1千万余円
兵庫県交通共済組合(森川武夫理事長)は3月25日、兵ト協総合会館で第2回理事会を開き、(1)平成27年度2月末の出資・契約および事故受理状況(2)同27年2月末収支状況(3)事務局業務機構の1部改正案―を審議、いずれも原案どおり承認した。

理事会は森川理事長が病気療養中とあって議長に松原丈夫副理事長を選任して開始、松原議長は「森川理事長は2月初め体調を崩し入院、手術の経過も良好で快方に向かっているが、今しばらく休養とのことです。先般、副理事長会議で、私が理事長代行に就任致しました。決算等の業務もこの体制で締めくくりたい。26年度は、事故も死亡はじめ減少、収支においても対物は10数年ぶりの黒字で各部門とも黒字になって、昨年より上昇した。事務局の頑張りと会員各位の協力に感謝致します」と挨拶。

事故受理状況は、対人5件死者5人(前年同期マイナス5件5人)障害283件385人(同8件46人)、搭乗死者0件(同1件)傷害10件10人(同9件9人)などと減少。
収支状況は、経費32億2千222万5654円で収益は1億1千83万7320円(税引前)となった。各部門別では、対人が1千157万3千673円、搭乗者傷害1千244万3064円、対物2千146万9895円、車両2千628万6834円、自賠責0円の事業収益となっている。
内部組織の一部改正は、4月1日より新たに「安全企画部」を新設、その下部に従来の総務課企画係と総務部の下部にあった安全対策課を統合して「安全企画課」を設置するもの。