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独BASF、光輝顔料ルミナロイヤルを発表
BASFは日本時刻5月14日、プラスチック着色用途向けの光輝材ルミナロイヤルシリーズ全 5 種の提供を開始すると発表しました。同社によると、世界中のプラスチックメーカーが広範囲の青色やカッパー色を使った魅力的なデザインを創り出すことが可能になります。同社では2010 年にはすでにルミナロイヤル・ブルーを市場へ投入しており、2015年 5 月 20 日から 23 日に中国広州で開催される国際プラスチック・ゴム工業見本市「CHINAPLAS」では同シリーズのアクア、インディゴ、マゼンタ、カッパーを発表し、プラスチック業界のお客様にシリーズ全製品を初披露する予定といています。

ルミナロイヤルシリーズは、高輝度かつ高彩度が特徴です。ブルー、アクア、インディゴ、マゼンタは、緑味の青から赤味の青までの広範囲の干渉色を出すことができ、ルミナロイヤル・カッパーは隠ぺいで彩度の高いカッパー色を出すことが可能です。

BASF ディスパージョン&ピグメント事業本部アジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデントのジェフ・ナイトは次のように述べています。「ルミナロイヤルシリーズの光輝顔料はプラスチック製品向けの優れたソリューションとなり、これによってお客様はデザインの幅を広げ、ブランドの強化と競合企業との差別化を実現できます。」

ルミナロイヤルシリーズによって BASF のプラスチック着色用途向け高性能顔料製品群はさらに拡充されます。光輝顔料の他、BASF ではルミナロイヤルシリーズと組み合わせて用いることができる有機顔料や染料も提供しており、これにより、プラスチックメーカーのお客様は創造性に富んだ新しいデザインを生み出すことができると同社では考えているようです。