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ヤマハ、ヤマハ発動機が合同デザインイベントを開催
ヤマハとヤマハ発動機は6月12日合同デザインイベントの開催を発表しました。7月3日から7月5日まで、六本木ヒルズ大屋根プラザにて、「Two Yamahas, One Passion〜デザイン展2015〜」を開催します。

本展では、2015年春にフランスの「第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015(Biennale Internationale Design Saint-Étienne)」に出展した「project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)」に加え、ヤマハ、ヤマハ発動機両社のデザインコンセプトモデルや製品13点を合同で展示します。なお、ヤマハらによると、デザインコンセプトモデル12作品のうち6作品が日本での初披露、1作品が世界初披露となります。

☆project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)について
普段楽器をデザインするヤマハと、モーターサイクルなどのモビリティをデザインするヤマハ発動機のおのおののデザイン部門が、お互いのデザインフィールドを交換して、生産・商品化の制約に縛られることなく、それぞれの作法や考え方でデザインを提案するというプロジェクトです。「ヤマハ」というブランドをともに使用する両社がお互いを「鏡」と見立て、デザインを通じてお互いを映し出すことで、相互に刺激を与えあうと同時に両社に共通する「ヤマハらしさ」を見出すことを目的としています。

○モーターサイクル /  √(ルート)  【日本初披露】
ライダーの目前から計器類を排除したことで、視線の先が風景と一体となります。またシートからタンク上まで流れるようなフォルムは馬をモチーフとし、人と自然と乗り物の一体感を目指しました。 *project AH A MAY 作品

○電動アシスト自転車 / O±O (ゼロプラスマイナスゼロ) 【日本初披露】
充電スタンドに設置し、自らペダルを漕いで充電する、充電した電気を家族とシェアする、電池を持ち出し電気で動く楽器や機器を楽しむ。そうした電気とポジティブに向き合うライフスタイルをアシストします。*project AH A MAY 作品

○ドラムス / RAIJIN(God of the Thunder)【日本初披露】
既存のメソッドを超え人間の表現欲を満たす理想的な構造を探求。ドラム楽器の中で暴れまわるように演奏できる球体は、演奏者を中心に噴出するエナジー、増幅する音世界を視覚化します。*project AH A MAY 作品

○マリンバ / FUJIN(God of the Wind) 【日本初披露】
マリンバを二人で演奏しエナジーを増幅させます。モーターサイクルの二人乗りさながらの奏法は、お互いのスイングやギャップが生む偶発性を活かしたスリリングな演奏を楽しめます。*project AH A MAY 作品