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神戸市、ワンウェイ型カーシェアリングの実験実施事業者を募集
神戸市は6月30日、ワンウェイ型カーシェアリングに関する実証実験に協働参画が可能な事業者を、公募型プロポーザル方式にて募集すると発表しました。交通結節機能の向上や公共交通ネットワークの利便性向上を目的としています。

実験の概要は、神戸市と協働でのインターネットやスマートフォン等のICT技術を活用したワンウェイ型(乗り捨て型)カーシェアリングの実証です。ワンウェイ型カーシェアリングの有効性の検証と公共交通を補完する交通手段としての有効性、都心の回遊性向上に対する有効性を実証することが狙いです。

事業主との役割分担については、神戸市が関係者協議やポートの提供・あっせん・整備、市のホームページ・広報誌・イベントでの広報等を行い、事業者は実験実施に必要な諸手続き、車両・ポート・システム等の手配、事業運営、全シェアリング車両の移動に関するデータの収集・利用者アンケートの実施、その他必要な事項の一切を担います。

実験エリアは神戸市中央区及びその周辺で、実験期間は平成27年8月頃〜平成28年3月です。

募集期間は平成27年7月1日(水)〜7月14日(火)とし、7月16日(木)にヒアリングを行い、7月下旬に事業者が決定となります。