自動車ニュース
仙台から超小型モビリティの刺客現れる
モービルジャパン(仙台市)は8月10日、2種類の電動三輪車を発表しました。

「伊達な奴」はキャノピータイプの三輪車です。キャノピータイプの「伊達な奴」ならばワイパー付の大型フロントガラスにより、雨天時でも自動車並の良好な視界での走行が可能です。屋根もあるので雨にぬれる面積も最小限で済みます。同社によると「宅配業務などの商用車として使えるEVが欲しいと」いうかねてからの要望に応えて開発しました。

後部に設けられた荷台(最大積載量150kg)はシートを引き起こすことにより2人用の座席としても使用できます。この電気トライクは、これまでの常識を破り、低価格で提供できるようになりました。

車検、車庫証明が要らず、ヘルメットも要らず、普通免許で気軽に運転できます。電気代は、1km走行で2円と超経済的、バス代よりも安いです。速度は50km/h近く出るそうです。登坂角度は20度で、同社は「坂が上れないなどのクレームもありません。」としています。一充電走行距離も、市街地走行で、30〜100kmです。

「サスケ」は一人乗りです。座席後部には荷物入れがあります。一充電走行距離も、市街地走行で、30〜40km(条件による)です。基本的な動向性能は「伊達な奴」と変わらないようです。更に、任意保険はファミリーバイク特約が利用できます。

○価格(消費税抜き、仙台店価格)
伊達な奴 460,000〜830,000円
サスケ 277,000円